現在ヲ読ム 平成29年7月15日

九州大地震義捐金を被災地に届ける ご協力頂きました皆様に感謝!

4月14日21時26分熊本県益城町を中心として発生した大地震の災害義捐金を、ご協力頂きました皆さんの応援の心とともに被災地にお届けしてきました。

義捐金募集は4月29日から6月30日にかけて、熊野速玉大社境内で敬神婦人会役員が交替で神社復興義捐金として参拝者に協力を呼び掛け、熊野速玉大社と宮司・職員からの募金を合わせて約200万円が集まりました。7月4日から8日にかけて熊本県神社庁、熊本県護国神社、阿蘇神社、佐賀県神神社庁、熊野神社ほかを訪れ、お見舞いとお預かりした義捐金をお届けいたしました。

熊本県神社庁では宮崎國忠庁長がお迎え下さり、被災状況を伺った。庁舎も被災したため、2週間ほど護国神社境内にテントを張り災害状況の調査にあたった。「熊本県内の神社約1300社の内、半数にあたる約700社が何らかの被害を受けている。文化財指定の建造物は公的な支援金を受けられるが、そうではない神社は支援が受けられず途方に暮れている。氏子も同様に被災しているので、資金も労力も回らない現状。遠路届けてくれた支援に心から感謝します。・・・倒壊した社殿が重機で取り除かれてゆくのは、とても悲しい。厳しい自力再建の道に一層支援の輪を広げていただければ」と語った。

平成23年秋、熊野も未曾有の大水害を被り、例大祭まで一ヶ月の状況の中で、何をどのようにして切り抜けたのか、私は今でも思い出せない。ただ、全国から送ってくれた支援物資を私達と同じように困っている人にも届けようと毎日職員と出かけ、夜遅くクタクタになってホテル浦島にお風呂を借りにいった時、大丈夫ですかと気遣ってくれた言葉に涙したことだけは鮮明に覚えている。熊本も、正に同じ状況なのだと感じた。

熊本県護国神社は緊急会議中に職員に義捐金をお届けした。翌日、坂本安彦宮司から「遥々熊野から来て頂き有難い。被災してみて初めて応援してくれる皆さんの心がどれほど嬉しいか身に染みます」と感謝の電話を車中で受ける。

阿蘇神社では阿蘇治隆宮司とお会いし義捐金をお届けした。2回目の本震で重要文化財の楼門他、拝殿が倒壊、本殿の一部も傾斜した。楼門は8月から国庫補助を得て解体修理にかかる予定とのことで、まだ倒壊したままの状態だった。7月26日の例大祭が迫っており、丁度仮拝殿の建築材料を運び込まれていた。本殿に進めないので遥拝する。

佐賀県神社庁では、徳久俊彦副庁長と面談。早く自分たちの復興を遂げて、熊本を応援したいと話しておられた。このほか道路が危険で近づけなかった神社や本殿倒壊の被災神社はじめ、熊本県にも義捐金を送付させていただきました。温かいお志しをお寄せ頂きました皆様に心から感謝を申し上げます。今後とも熊野速玉大社では義捐金を募集していますので、何卒ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

熊野速玉大社宮司 上野 顯


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